ロキソニンs
つい先日、ロキソニンに「重大な副作用」というニュースがYahoo!ニュースのトピックに掲載され、ロキソニンに関する記事がFacebookなどのSNSで話題になっていた。
(まだ記事を読んでらっしゃらない方は、下にある引用記事をご覧ください。)

個人的な感想として、『やっぱりね。そりゃ出るでしょ!』です。
ロキソニンに限らず、解熱鎮痛薬に関しては副作用があるというのはよく耳にしていたこともありますが、実際に整体院をやっていて副作用だろうと思われる症状の人を何人も見てきていると、そのような言葉しか出ないのです。

本来、体というのは自身の体を治す力があるにも関わらず、それを無視して医薬品を服用しているのが現実です。それでいて、どんな薬であっても副作用というのは必ずあります。命に関わる緊急性を伴う場合に服用することはあったとしても、継続的に服用すれば何かしら体に悪影響を及ぼすのは当たり前です。

ちょっと前までは解熱鎮痛薬と言えば『ノーシン』『バファリン』が定番でしたが、医師から処方されるロキソニンと同成分のロキソニンSが市販されるようになってからは、ロキソニンSを愛用する中毒者が増えていると肌で感じます。

今までに当院にも中毒者が数名ご来店しましたが、同情はしましたが救える気がしませんでした。だんだん効かなくなったからと『使用上の注意』を無視して量を増やし、1年以上も継続しているとなると整体でどうこう言える段階は超えています。結局、目先の痛みのことしか考えられなくなっている人に出来るアドバイスも無いということです。

このような患者のことを、医師・製薬会社・薬剤師・厚生労働省は『使用上の注意を守っていないから』と指摘するでしょうが、そもそも『そのような薬を市販できるようにした責任は?』『れっきとした医原病(医療行為が原因で生ずる疾患のこと。)でしょ?』と言いたいです。

反現代医療の急先鋒である内海聡医師も、解熱鎮痛薬について簡単に解説しています。

解熱鎮痛薬(内海聡医師の見解
忘れてはならない重要な医原病薬です。精神薬に​匹敵するほど常習性があります。鎮痛剤中毒という有名な言葉があ​りますが、飲むほどに痛くなることがままあります。解熱作用もあ​るので免疫力も低下しますし、胃潰瘍の副作用、腎障害の副作用も​よく表れます。どうしても痛いときに一時的に使う以外は、害ばか​りの薬です。

2つのYahoo!ニューストピックス記事について

前置きが長くなりましたが、今回の2つの記事の特徴です。
簡単にまとめると、1つ目のニュースがあまりにも反響が大きくて、慌てた厚生労働省が2つ目の記事で火消しを走ったということでしょう。

1つ目は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が発表した記事です。
過去3年間の副作用の症例を検証した結果で、動かせない事実です。それを厚生労働省が認めたからこそ発売元の第一三共に対して「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追記するよう改訂指示を出したと事実です。

打って変わって、2つ目の記事の内容は言葉の誤魔化しでしかない。
「ただちに使うのをやめてというような、緊急性の高い話ではない」の言葉に、ゾワゾワとした違和感を感じませんか?

福島第一原発事故があった2011年3月、枝野幸男官房長官(当時) が繰り返したあの言葉、
「直ちに人体や健康に影響を及ぼす数値ではない。」
と同じじゃないですか!
結局、政治家や省庁などが国民を騙すの常套句なのでしょう。

記事を読み比べると、下のようになる。
PMDA  ⇒過去3年間の6症例は、危険なリスク。
厚生労働省⇒過去3年間の6症例は、極稀なこと。

2つ目の記事では「騒ぐほどのことはない」というニュアンスでありながら、改定指示を取り下げる訳ではないのです。結局、『ロキソニンは危険だ!』ということなのでしょう。

ロキソニンの7つの副作用

今回はロキソニンの話でしたが、このような話は日常でも多々あります。
医師・製薬会社・厚生労働省などは患者を増やすことは考えても、治そうなんてコレッぽっちも思っていません。患者が減ると収益が減りますからね。あの手この手で病院へ行かそうとしています。安易な言葉に騙されないようにしてください。

自分の体は、自分で治すのが一番です!

ちなみに余談ですが、下町ロケット「ガウディ編」にて心臓弁膜症患者向けの人工弁開発の審査を行った「Pmea」のモデルが、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)だそうです。

↓まず最初に事の発端となった記事です。

独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)は3月22日、解熱鎮痛薬「ロキソプロフェンナトリウム水和物」の使用上の注意について、厚生労働省が「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追記するよう、改訂指示を出したと発表した。医療用医薬品「ロキソニン錠60mg」「ロキソニン細粒10%」などが対象となる。

PMDAによると、過去3年における副作用の症例のうち、小腸・大腸の狭窄・閉塞関連の症例は6例。このうち、因果関係が否定できないものが5例あり、「専門委員の意見も踏まえた調査の結果、改訂することが適切と判断した」という。

これに伴い、厚生労働省は一般用医薬品「ロキソニンS」などにも、同様の副作用の例を追記するよう指示。発売元の第一三共は「使用上の注意」の一部を改訂すると発表した。

■解熱鎮痛剤「ロキソニン」とは?

第一三共によると、ロキソニンシリーズは1986年に当時の三共が医療用医薬品「ロキソニン」として承認を取得し、発売している医薬品。解熱鎮痛成分の「ロキソプロフェン」が配合されている。「ロキソニンS」は医療用医薬品の「ロキソニン」と、成分、成分量、添加物、錠剤の大きさ、剤形などいずれも同じだという。

■腸閉塞とはどんな病気?

コトバンクによると「小腸や大腸がふさがり、内容物が通過できない状態」のこと。食べ物などが詰まって腸がふくらみ、突然の激しい腹痛や吐き気・嘔吐などが起こるという。ほとんどの場合「絶食・絶水・補液し安静にすることにより治る」とされるが、腸の張りが強くなった時には「鼻から管を通し胃や腸の内容物を排出する方法がとられる」と説明。これらにより効果がない場合や緊急の場合に限り、開腹手術をするという。

↓上の記事に対して厚生労働省に問い合わせた記事です。

解熱鎮痛剤として広く使われている「ロキソニン」の使用上の注意に、「重大な副作用」として小腸・大腸の閉塞・狭窄などが追記されることになったというニュースが、ネットで話題になっている。【BuzzFeed Japan 渡辺 一樹】

このニュースを見た人の中には、「ロキソニン」という薬に重大なリスクが見つかったのだと受け止めている人もいる。

だが、厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課の担当者は、BuzzFeed Newsの取材に対し「ただちに使うのをやめてというような、緊急性の高い話ではない」と話す。

厚労省の通知によると、小腸・大腸の狭窄・閉塞の重篤な症状は、ロキソニンの副作用として「まれに」起こることがある。そのため、もし吐き気・嘔吐、腹痛、腹部膨満等の症状があらわれたら「直ちに医師の診察を受ける」べきだということだ。

専門用語で誤解生じた?
それでは、「重大な副作用」というのは、いったい何だったのか。

今回の件は、専門用語で書かれたニュースが一般に広まったことで、誤解が生じたという側面があるようだ。

同課の担当者によると、「重大な副作用」は、医薬品分野の専門用語。「もし症状が起こったら、健康に重大な影響がある副作用」という意味で、症状が軽い副作用と区別するために使う言葉だという。

つまり、「重大な副作用」は、副作用が起きる確率が高いことを示す言葉ではないわけだ。

そもそも、「重大な副作用」という言葉が登場するのは、一般用ではなく医療用の薬に添付される文書の中で、読むのは医療関係者だという。

「副作用理解して使って」
今回、ロキソニンについての注意書きが改訂されることになったきっかけは、すべての医薬品について行っている安全調査で事例報告が集まってきたからだという。報告数は直近3年間で6例だったそうだ。

同課の担当者は次のように話していた。

「ロキソニンは長い歴史のある薬です。今回の副作用は、これだけ時間がかかってようやく見つかったものです」

「医療用のロキソニンの文書には10以上の『重大な副作用』が書いてあります。今回は、気をつけていただくべき副作用の種類が少し増えたということです」

「薬には副作用があります。そのことを理解した上で使ってください」